川の野鳥

 
 河原で見かけたことのある野鳥の一覧です。
 ウグイスのように、声はすれど姿は見えずといったものは除外してあります。
 さらに、私が判別できるものしか掲載してません (^-^;

 写真のリンクはすべてyachoo!オンライン野鳥図鑑です。感謝!
大きさ 種名 特徴 体長
(cm)
写真
スズメ大〜 シロチドリ   ハクセキレイっぽいけど、でも色が薄いなぁ〜・・・というのは、たぶんシロチドリ。羽がベージュ色をしている。 16 yachoo 
カワセミ   羽が光沢のある青で、腹は山吹色。くちばしが極端に大きいのが最大の特徴。
空中でホバリングし、狙いを付けて川にダイブし、小魚を採餌する。
川の宝石とも言われ、非常に美しいが、視力が0.5以下だと発見は難しい。
清流のバロメーターとも言われるが、清流でなくても生息している。
下のくちばしが赤いのがメス。
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セグロセキレイ   セキレイの仲間は、休憩時には長い尾を上下に振っていることが多い。飛び方は、羽ばたいては休み、羽ばたいては休み、を繰り返すため、軌跡はy=|sin(x)|のカーブを描く。
腹が白く、羽が黒。目より下が黒く、ハクセキレイよりも鳴き声は濁っているように感じる。
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キセキレイ   腹が黄色く、羽は黒。 20 yachoo
ハクセキレイ   腹が白く、羽が黒。セグロセキレイとの違いは頬が白いことで、後頭部から鼻にかけて「過眼線」といわれる黒い線がある。過眼線がない亜種も存在するが、そんなの知ったこっちゃない。
河原で一番多く見かける野鳥。
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ハト大〜 ケリ   見た目には、長くて黄色い脚が特徴的。鳴き声は、錆び付いた滑車を無理矢理動かしたような甲高いもので、ちょっとやかましい。田んぼでもよく見かける。 35 yachoo
ヤマセミ   ハトくらいの大きさで、羽は白と黒のまだら模様。
頭頂部の冠羽が特徴であるが、警戒心が強い鳥であるため、肉眼でそれを確認できる距離まで近づくのは難しいかも。
カワセミ同様にホバリング&ダイブができる。
飛んでいるときは、薄い青灰色に見える。体の軸よりも上方へはさほど羽を持ち上げないという、やや特異的な羽ばたき方をしているような気がする。
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カラス大〜 マガモ   雄の頭部は光沢のある緑色をしている。くちばしは黄色く、首には白い首輪がある。
メスは地味な茶色で、他種との区別は難しく、私には無理。
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カルガモ   くちばしが黒く、先端だけ黄色いのが特徴。それさえ確認できれば、オールOK。 60 yachoo
トビ   飛翔時に見上げると、尾翼が凹形もしくは三角形をしている。他の猛禽類の尾翼は、例外なく扇形にふくらんでいるので、区別が簡単。 60 yachoo
コサギ   シラサギと言う種は存在せず、一般には、コサギ・チュウサギ・ダイサギを指していると思われる。
コサギとチュウサギは大きさが近いが、コサギは脚の先端が黄色い。
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チュウサギ   コサギとの識別点は、脚の色で、チュウサギの脚は全体が黒い。
ダイサギとの相違点はくちばしの大きさで、チュウサギの方が体長との比でやや短い。
コサギ・ダイサギよりも、見かける頻度は少ない。
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ダイサギ   チュウサギと迷ったときには、くちばしの大きさで識別する。 90 yachoo
カワウ   河口付近に群れをなすことが多い。水面からニョキニョキと突き出た黒くて長い首が並んでいれば、それはおそらくカワウ。でもウミウのこともある・・・
両者を遠目で見分けるのは困難で、強いて挙げるなら、カワウの背中が茶色の光沢を持ち、ウミウの背中はやや緑の光沢を持つことであるが、それも個体差がある。
ウの仲間は潜水が得意で、数十メートルくらいは余裕で泳げる。それを生かし、潜って魚を捕らえるが、そのため、ウの体は浮力の小さな構造になっており、水面で休んでいる際にも体の殆どが沈んだ状態であるため、背中の色を確認してウミウと区別しようにも、難しいものがある。
鵜飼に利用されるのはウミウである。
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アオサギ   翼を広げれば170cmにもなる巨大な青灰色の鳥。
頻繁に川で見かけることができ、グワーッと鳴く。
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番外編

タンチョウ 日本で繁殖する唯一の鶴で、カラーリングが非常に美しい。
でもよくよく見ると、頭頂部には赤いイボがたくさん並んでいて、ちょっと気持ち悪かったりもする。
岡山県総社市の高梁川で試験放鳥しており、観察が可能であるが、付近をカヌーで通過するのは禁止。
この件に関する問い合わせ先は、佐伯町の自然保護センターへ。
コウノトリ 赤ちゃんを運んでくるという大役を担う(?)大型鳥。両翼を広げると2m近い大きさがある。
兵庫県豊岡市の保護センターが2005年9月24日より試験放鳥を開始した。
福岡や北陸で目撃もされており、西日本全域で見られる可能性あり。
 
ヌートリア もともとは毛皮獣として持ち込まれた南米原産の帰化動物。げっ歯目ヌートリア科。
土手などに穴を掘って住処とするらしい。