| あかぎがわ | 和歌山県熊野川町 (熊野川の支流) | 
| 流域内人口密度 | 36人/平方キロ (新宮川水系) | 
| リアルタイム水量 | 上長井 0.4m以上 | 
| 駐車場 | 小口 オートキャンプ場入り口付近の道路脇に10台程度。 和田 4WD5台。 長井 4WD停め放題。2駆は15台くらい可。 上地 赤木の堰の横に4台程度。 椋ノ井沈下橋 一台のみ。 | 
| トイレ | 小口 公営キャンプ場のものを拝借 長井 仮設トイレ数カ所・集会所横にきれいなトイレ 上地 仮設トイレ1台 | 
| 買い出し | R168を本宮方面に2kmのところにA-COOP | 
| 温泉 | 雲取温泉(400円) 新宮方面で最寄りの温泉 熊野川温泉さつき(450円) 閉館されたかも わたらせ温泉(700円+ロッカー100円) 近畿最大の露天風呂 湯の峰温泉(つぼ湯260円・薬湯300円) ともに石鹸類使用禁止 | 
| ひとこと | ライニングダウンなしで下れる水量がある場合も。距離はないが、超清流級では希有な存在。 | 
| 2013年春現在では、やや様子が異なるため、こちらも目を通してください | 
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| 小口〜上地の堰 3.3km 4.2‰ | 
| 上地の堰〜椋ノ井 3.9km 3.4‰ | 
 漕ぎ始めたのは14時半。三人とも、3.6m以上の艇長を持つ長いポリ艇を使用しており、キャンプ用品・鍋・食材・ビールなどを積み込んでいる。さらに、月座さんの艇の前には、クーラーボックスに入れたビア樽をくくりつけてある。各自が飲みたくなったときには、カップを持って月座艇ににじり寄っていく作戦だ。
 漕ぎ始めたのは14時半。三人とも、3.6m以上の艇長を持つ長いポリ艇を使用しており、キャンプ用品・鍋・食材・ビールなどを積み込んでいる。さらに、月座さんの艇の前には、クーラーボックスに入れたビア樽をくくりつけてある。各自が飲みたくなったときには、カップを持って月座艇ににじり寄っていく作戦だ。 の川に出会うことはないのではないだろうか、ということで、意見が一致した。右の写真は水深が浅そうに見えるが、1.5mの地点なのである。皆が口々に、「え〜川やなぁ」「きれぇなぁ」などと、飽きることもなく言い続ける。瀞場では、ひたすら漕がず、ビール片手に川を愛でる。サイコーではないか。
の川に出会うことはないのではないだろうか、ということで、意見が一致した。右の写真は水深が浅そうに見えるが、1.5mの地点なのである。皆が口々に、「え〜川やなぁ」「きれぇなぁ」などと、飽きることもなく言い続ける。瀞場では、ひたすら漕がず、ビール片手に川を愛でる。サイコーではないか。 各自シュノーケルを艇から引っ張り出し、川で泳いだ。魚があわてて岩陰に隠れるが、すべて丸見えなのだ。ひとしきり泳いだあと(といっても寒かったので10分くらい)、着替えて、薪集め開始。
 各自シュノーケルを艇から引っ張り出し、川で泳いだ。魚があわてて岩陰に隠れるが、すべて丸見えなのだ。ひとしきり泳いだあと(といっても寒かったので10分くらい)、着替えて、薪集め開始。 
  場のみ。ゴール地点の橋が見えたときには、ついに終わってしまうのか、という寂しさを、3人ともが感じたものだ。すると、左岸側に大きな錦鯉の姿を発見。5匹くらいいたであろうか。川で野生化した錦鯉を見たのは、錦川に次いで2回目だ。赤木川は、本当にいい川であった。いつまでも、このままの水質を保ってもらいたいと願わずにはいられなかった。
場のみ。ゴール地点の橋が見えたときには、ついに終わってしまうのか、という寂しさを、3人ともが感じたものだ。すると、左岸側に大きな錦鯉の姿を発見。5匹くらいいたであろうか。川で野生化した錦鯉を見たのは、錦川に次いで2回目だ。赤木川は、本当にいい川であった。いつまでも、このままの水質を保ってもらいたいと願わずにはいられなかった。

 か?」と聞くと、「たまにね」と笑顔で返してくれた。さて、この瀬は今日の区間で2番目にテクニカルなところだ(写真
左右。右は下流から見たところ)。隠れ岩があり、瀬の出口には大岩が控えており、隠れ岩を避けつつ、右岸寄りに漕いで大岩を避けるルートを行かなければならない。でも、ここも、案ずるより生むが易しだった。
か?」と聞くと、「たまにね」と笑顔で返してくれた。さて、この瀬は今日の区間で2番目にテクニカルなところだ(写真
左右。右は下流から見たところ)。隠れ岩があり、瀬の出口には大岩が控えており、隠れ岩を避けつつ、右岸寄りに漕いで大岩を避けるルートを行かなければならない。でも、ここも、案ずるより生むが易しだった。 この日の朝までに30mmもの大雨が降った。そこで、普段は水が少なくて漕げない和田川を漕ぐことにした。ゴールは上地の堰。和田川は赤木川の支流なのだ。地元の方によれば、この川を漕ぐ人は珍しくはないそうで、ただ、車を下ろせる河原は少なく、釣り人が渓谷を下りていく道を、艇を担いで下りていくらしい。
 この日の朝までに30mmもの大雨が降った。そこで、普段は水が少なくて漕げない和田川を漕ぐことにした。ゴールは上地の堰。和田川は赤木川の支流なのだ。地元の方によれば、この川を漕ぐ人は珍しくはないそうで、ただ、車を下ろせる河原は少なく、釣り人が渓谷を下りていく道を、艇を担いで下りていくらしい。 赤木川も増水のせいで瀞場がなくなり、堰手前のバックウォーター以外では常時流された。艇のボトムを擦ることさえなかったと思う。瀬も慣れ親しんだ赤木川のそれよりはダイナミックだ。特に岩場の迷路の最後。写真中央左のオーバーフローしている岩の右岸側が本流なのだが、小さなホールと化しており、スターンを沈められて焦った。
 赤木川も増水のせいで瀞場がなくなり、堰手前のバックウォーター以外では常時流された。艇のボトムを擦ることさえなかったと思う。瀬も慣れ親しんだ赤木川のそれよりはダイナミックだ。特に岩場の迷路の最後。写真中央左のオーバーフローしている岩の右岸側が本流なのだが、小さなホールと化しており、スターンを沈められて焦った。