はぜがわ | 京都府福知山市 |
流域人口密度 | 160人/平方キロ (由良川水系) |
リアルタイム水位 | 長田 ツーリング当日は-0.07m |
駐車場 | START 河原にいくらでも。4WD車なら尚可。 GOAL 水門手前の橋の上流右岸側。道路脇に2台程度。 |
トイレ | ないかも。 |
買い出し | 福知山市街が近く、スーパー・コンビニあり。 |
温泉 | 福知山温泉「養老の湯」(700円) 庭園がとにかく素晴らしい。一番好きな日帰り温泉。 ロイヤルヒル福知山(700円) 単なるホテルの付帯設備ではなく、立派なものらしい。 |
ひとこと | 水量のあるときに行かないと後悔します、ホント。でも水量があるとポーテージがもっと辛くなると思うし、あまり漕ぎたいと思う川ではない。 |
5.1km 2.4‰ |
土師川は由良川の支流で、はぜがわと読む。はじがわ、というフリガナも現地で見かけたような気がするが、河川事典にはぜがわと記されていたので、そちらが正解。
前に下見に来たときには好天で、北近畿随一の水質に見えたが、この日はダートの堤防道路に水たまりが残っており、雨後の様子。さらには曇天で、透明度はそれほどでもなかった。
スタートは、竹田川との合流地点よりも少し上から。今年の初漕ぎである。2月に漕ぎ始めるという行為自体が4年振りくらいで、「わしもやるときはやるのだ」、と、少々鼻息を荒くして漕ぎ始めた。
100mで最初の障害物。ブロックが等間隔に川に突き刺さっていて、その頭だけが水面から20センチだけ顔をだしており、それぞれの間隔は狭くて通過不能。したがって、早速のポーテージである。
左側から竹田川が合流してくる。この直後がとくにひどいように感じたが、とにかくゴミが多い。沈んでいるタイヤが多く見受けられた。でも風景はすこぶるよく、北海道の原野の中を漂っているような気持ちになった。
しばらくすると岩盤が現れ、30センチの落ち込みが出現。ここが区間唯一の瀬である(写真右、左岸側下流より撮影)。水を浴びたくないというIさんはポーテージ。私はそのまま漕ぎ下って、Iさんのポーテージを待つ間、波は小さかったけどサーフィンをやって時間をつぶした。
この下に監視小屋付きの堰があった。切れ目のないコンクリート堰である。ここでは堰の真ん中をライニングダウン。
残り2つの堰は、テトラを組んだ堰で、両方とも左岸側からポーテージした。あとの方の堰では、ブロックの隙間から草が生えていて、所々水も流れているところをポーテージするので、足場が非常に不安定であった。二人合わせて3回コケた。
これを過ぎるとまもなく、ゴール地点の下にある大きな堰のバックウォーターに入る。
同行者のパドルを借りてみた。フェザーアングル45°のパドルを初めて握ったことになる。確かに、今使っている80°のものよりは右手首への負担は小さそうだ。去年右手首を痛めた私としては、急激にパドルを買い換えたくなってしまった。
下見の時の、きれいな土師川 |
スタートから1時間半でゴール。この日の水量は多めのはずだが、あと20cm欲しい。ザラ瀬に突っ込むたび、艇の上で藻掻き苦しんだ。
キャンプに適した広い原っぱがあるものの、もうこの川は漕がないかな・・・
温泉は、福知山温泉(700円)がすぐ近くにあるが、この日立ち寄ったのは、帰り道の篠山市にある今月オープンしたての「こんだ薬師温泉(600円)」。
(おわり)