市川カヌーツーリング 2004/3/14

いぼがわ 兵庫県福崎町〜香寺町
リアルタイム水位 砥堀
駐車場 START 支流の七種川の堤防道路に一台
GOAL 香寺町中仁野の堰の横にいくらでも
トイレ なし
買い出し R312沿いに店舗多数
温泉 ウェルサンピア姫路ゆめさき(700円) 内壁に御影石を使用し、高級感溢れる。
笠形温泉(600円) 郊外で、露天が気持ちいい。
 
ひとこと 堰がやたら多く、水量もない。増水でないとライニングダウンが頻繁に必要になる。
5.5km 3.6‰
 市川に関しては、下見だけは何度もしたことがあった。上流の市川町には楽しそうな瀬があり、それが国道から見えるので、そこを絡めて漕げないかと、プランを練ったことがあるのだ。しかし、二級河川のくせに(?)やたらと堰が多く、結局は断念したのだ。
 だから、市川は遊びづらい川であるという印象しか持っていなかった。今回漕いだ福崎〜姫路も、まさにカヌーツーリングには不向きな区間である (^-^;

 スタート地点に適したところがなく、小さな支流から漕ぎ出した。小さな石に引っかかりながらの漕行であったが、春の小川はさらさらいくよ〜♪ という雰囲気で、気分はいい。
 だがそれも150mまで。合流までの残り150mは、川底に沈められた平たいブロックに引っかかりまくりで、結局ライニングダウンした。支流から本流に出る箇所に堰アリ。

 本流でも、やはり水量不足は否めない。最初に下見したポイントでは、岩の間が狭く、その間を抜けることは難しかった。左端だけ邪魔な岩がなかったが、水深はない。私はそこを無理矢理通ったが、同行者はポーテージした。

 この川には、数十センチの落差が3〜4段連なっているところが数カ所あった。水量があればそこそこ楽しめるのだろうが、艇のボトムが支えてブレーキが掛かりながら下っていく、という状態であった。風景もそうであるが、こんなところも隣の川である加古川に似ていた。

 カワセミが一羽、右岸を下流方向に飛び去った。カワセミとは今年の初対面だ。

 区間中ほど、2本目の橋を前にして、水深がなさすぎて漕げなくなってしまい、川の中を100m以上ライニングダウンした。
 ここから見えるところに、地図に載っていなかった堰が現れた。中央に付けられた魚道部分から水が流れ出していて、他の部分は水をかぶっていない。この堰の上に上陸し、1.5mの落差をポーテージした。その次の堰も同様で、堰の中央をポーテージ。
 最後の堰までの間、向かい風が強くなり、カヌーを漕いだぞ、という疲労感を覚えた。この堰で上陸し、そこでゴール。
市川町の瀬

 2週間前に漕いだ土師川のときと同じく、この日の最高気温は14℃。前回とは異なり、この日は好天であったので、フリースのベストを着ずに漕ぐことができた。ただ、上流にはスキー場をたくさん抱えた川なので、水の冷たさはこちらの方が強く感じた。

(おわり)