なかがわ | 栃木県烏山町〜茨城県緒川村 | |
流域内人口密度 | 279人/平方キロ | |
リアルタイム水位 | 小口 ツーリング当日は0.77m | |
駐車場 | 下野大橋下流右岸側 いくらでも 新那珂川橋下流左岸側 いくらでも |
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トイレ | スタート あり ゴール 一応あるが、鮎の塩焼き屋の客専用か? |
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買い出し | この区間内にはない | |
温泉 | やまびこの湯からすやま(400円) | |
下野大橋〜新那珂川橋 16.1km 0.9‰ | ひとこと | 関東地方のツーリングのメッカ。初心者でも川を十分に堪能できる。 鮎釣り師が極めて多いようで、解禁から9月頃までは自粛した方がいいかも。 |
私自身初めての関東の川である。
関東の代表的なツーリングゲレンデといえば、この那珂川であるから、ココを漕ぐことで関東エリアを制覇したことにするのだ。
初日は7人。まさりん・バジル&トビー(犬)・ミヤモト・あら・しぃーちぃー・くご・ゴンである。
寒〜い中、大瀬に10時に集合し、下野大橋へ。あらさんと私がポリ艇、くごさんがおニューのダッキー、あとはファルトだ。
この河原からは、他のグループもツーリングを始めるらしく、準備中の人が多い。
くごさんの進水式もなく、12時頃に出発。
記憶に残る出来事もないまま1時間ほど漕いで、昼食休憩をしていると、川を下っていくぽからさんに会った。5年振りくらいかな。ずいぶん久しぶりである。
再び漕ぎ出すと、休憩中のぽからさん御一行を、今度は逆に追い越した。次にお会いするのはいつになるだろうか。
キャンプ地が近づいてきたところで、しぃーちぃーさんは対岸に上陸し、焚き火用の薪を拾って、運んできた。バジルさんも車で薪を3束持ってきているので、一晩はこれで大丈夫そうだ。
着替えたあとはやまびこの湯からすやまに寄る。
夜は焚き火を囲んでダッチオーブンやらスキレットを使ってのご馳走であった。
朝。全員がまだ揃う前で、ボーっと椅子に掛けていると、「あ、ヤマセミだ。」と、くごさんが言う。私もたまたまそちらを見ていたので、初めてヤマセミを目にすることができた。あれが巷で評判のヤマセミなのか・・・
水面近くを一直線に飛んでいく、白いけど微妙に青灰色掛かった憎いヤツ。それがヤマセミだ。羽の動かし方にも、どことなく特徴がある。
この日はrumiさんも合流して、大瀬から新那珂川橋までを漕いだが、この途中でも、一度ヤマセミを見かけた。もう覚えてしまったかも。むふっ。
新那珂川橋をくぐり、茨城県に入って100mのところでゴールした。
この二日間はだーれも沈なし。トビーも泳がされることはなかった。
那珂川は、ファルトパドラーも集まる、のんびりツーリングができる大都市近郊の川という点で、関西で言えば、さしずめ木津川である。ただし那珂川の方が、道路が川から離れており、景色がいい。さらに水量も多く、こちらの方が楽しいと感じた。
関東地区の初心者は、結構恵まれた環境にあるのかも。
(おわり)