矢田川カヌーツーリング(2002/5/3)

やだがわ 兵庫県香住町
駐車場 START いくらでも停められたように思う。
GOAL 停め放題。
トイレ なし
買い出し
温泉 矢田川温泉(500円) 細かなところで建設費を浮かせている感じがある
ひとこと 残念ながら、誉める点が見つからない。
JR山陰線の余部鉄橋を見に行けるくらいかな。
 この川は日本海に注ぐ兵庫県の小さな川である。兵庫県下の川は堰が多く、この川も例外ではない。堰のない最長区間が6kmほどであり、その区間内で出来るだけ距離を長くとるようにした。中野〜三谷の5km弱だ。
 堰堤のすぐ下からスタート。
 川の色は緑色に濁り、流域人口が少ない割りに、とても清流といった雰囲気はない。この前雨が降ったのは4日くらい前であり、雨の影響は小さいと思う。敢えて濁りの理由付けをするとすれば、田の代掻きが始まって、その泥が流れ込んでいる可能性が挙げられるが、そんなことまで考慮に入れれば、きりがない。たぶん、これが矢田川の実力なのだろう。

 400mほど下に、川の中に岩が鎮座しているところがあり、流れが岩にぶつかって右に急カーブするところがあるが、それほど流れが強いわけではなく、難なくインに寄ることが出来た。
 この岩の下もそうであったが、この川では、消波ブロックが流出して、流れの中に取り残されたものが多い。大きな瀬はないのだが、なかなか油断のならない川である。
 それと、この川には淵やエディが少ない。ずーっと同じような川幅で流れ続けているといった感じがあり、写真を撮ることを考えれば、都合が悪かった。
 途中2箇所ほど、右岸から枝が張りだしていて、でもその辺しか水深のあるところがない、というところがあった。この日は通れたが、減水の時にはちょっと危ないかもしれない。

 で、流れが早かったために、わずか50分でゴールに到着。

 矢田川は、堰越えが苦にならなければ、もっと上からでも漕げるが、長瀬の発電所で放水があるため、ここより上は水がなくて不可能であろう。上流部の難易度は、道路から見る限り、私が漕いだ区間とさほど変わらないようであった。
(おわり)