下見をしただけで、まだ漕いでいない、または、漕ぐのに適さなかった川を紹介します。
雲出川(三重県) ・・・うーむ
伊勢道から見て気になった川。
地形図を調べると、伊勢道を挟んだ5kmには堰がなくて勾配も緩く、漕げそうな案配。
高速からは釣り師が見えたので、釣りが盛んな可能性があるが、鮎釣り解禁前なら問題ないだろうと下見。
ゴールは大正橋上流(写真)。スタートは・・・伊勢道の辺りのはずであったが、このすぐ下流に地形図になかった堰があり、その下流からとなるとスタート地点が見つからず。この日も釣りをしている人がいたので、どこかから川に入れるはずであるが、日没により調査断念。
スタート地点が見つかれば、のんびりと自然の濃い川を漕ぐことができるはず。
(2012/8)
千代川(鳥取県) ・・・難しい
水量はそこそこあり、水質も悪くないが、堰が多い。すべてポーテージは容易なようであるが、ほとんどは落差2mくらい。
ポーテージ覚悟で漕ぎにいったものの、用瀬の岩絡みの瀬は、ソロで挑戦するには難易度が少々高く、断念。
美成橋撤去工事中。(2005/05)
藤川(三重県) ・・・漕ぎたい
水量は少々少ないが、水質が良く、雰囲気もいい。鮎釣り師は数名。
下流部の方が木々に覆われていて、上流部になると開けてくる。
同じく宮川の支流である、隣の一之瀬川と比べると、コース中に岩が多いように思う。
いざ漕ごうと思って5月に行ったところ、別の河川のように水がなく、区間の7割がライニングダウンになりそうで断念。
阿仁川(秋田県) ・・・今度東北に行くことがあれば
水量が多い時期にはジェットコースターとなる川らしい。ソロで下るのに不安があったが、くごさんに「ゴンさんなら大丈夫だよ」と勇気づけられて来てみた。
深い渓谷の中を流れているため、事前に川の様子を偵察することが難しい。比立内〜阿仁合のすべての橋から川を確認し、上陸可能地点は阿仁合駅と荒瀬地区の河原の2箇所であることを確認。最後にスタート地点を見てみたら、とんでもない木立の中、渓谷を下りていく必要があり、一気に気持ちが萎える。荒瀬の河原へ向かう途中でヘビを踏んでしまい、縁起も悪いので、阿仁川を漕ぐのをやめた。
ネット上の情報の少ない川でもある。もっとみんなもツーリングレポート書いてくれぇ!
根尾川(岐阜県) ・・・有望
根尾西谷川と根尾東谷川が合流して、根尾川となります。根尾東谷川は水量不足。撮影は確か3月末日。根尾西谷川の水量は十分で、極めて清冽。ちょっと大きい瀬もあったりして、面白そうです。ただ、夏になると水が涸れるため、雪解けの冷たい水しか漕ぐことが出来ない川かもしれません。来春は挑戦したいと思っています。
ダムを越えると深い渓谷となり、雰囲気が一変します。こちらも楽しそうですが、途中での上陸は困難です。
11月4日にも、再び見てきました。大雨の直後だったのですが、水質に不満なし。水量もOK。
釣り師はそこそこいました。
明け方にみぞれが降ったし、前回の下見の3月の末には雪が降った。とっても寒いところという印象あり。
丹生川(和歌山県) ・・・水量不足
高野山へ向かう途中に見かけた川。結構クリーク(源流)っぽくて、かなりきれいなものの、水量はない。漕げないだろうなぁ。
日高川上流部(和歌山県)
鳴滝付近。日高川ふれあいドームあたりをゴールに、区間設定できます。写真はこの区間最大の瀬。ポーテージも困難で、初心者は無理。通常以上の水量なら、瀬がひとつに繋がり、左岸側のでっぱりに流れがぶつかるそうです。
そのうち漕ぐかもしれません。
瀬田川(滋賀県) ・・・距離短い
「清流好きのゴンさんが漕ぐほどの川じゃないよ」と言われたことがあるが、絶対に漕ぎたくない、というほどのレベルではなかった。ただ、距離が短い。ロデオパドラーなら、瀬で遊びながら時間を消費できるだろうけど、漕ぎ下るだけの私には、ちょいと不向き。艇を下ろせるところも限られる。