あさひがわ | 岡山県建部町〜御津町 一級河川 |
流域人口密度 | 185人/平方キロ |
リアルタイム水位 | 金川 ツーリング当日は2.64m |
駐車場 | START 河原にいくらでも GOAL 覚えてない・・・ |
トイレ | 覚えてない |
買い出し | 覚えてないっちゅうーねん! |
温泉 | 和気鵜飼谷温泉(500円) 露天風呂の庭園が素晴らしい。 |
ひとこと | 瀞場が長く、ちょっと飽きる。初心者にお勧めもできない。 |
中吉橋下〜金川 9.9km 1.7‰ |
旭川は、露天風呂番付で西の横綱に推された湯原温泉を上流に持つ。このため、沈を繰り返せば体調不良が改善されるという噂が、あったりなかったりする川である。この水を浴びるため、久々にダッキーを使ってのソロツーリングだ。
ゴールは金川の堰の上流に決めていたので、そこから適当な距離を遡っていくと、中吉橋の下に大きな河原が広がっていたので、そこをスタートにした。ちなみに「中吉橋」は、「なかよしばし」と読むのだ。
スタート直後にザラ瀬。その下はしばらく瀞場で、ザラ瀬。またずーっと瀞場、という繰り返しで、なーんか退屈。独りで寂しいし。
ま、それはともかく、本当に瀞場が長いったらありゃしない。人をバカにするにも程があるぞ、てめー、ハアハア、と荒い息をついてしまうのだ。もうここでやめてしまおうか、という考えが、何度も頭を駆けめぐった。
その踏ん切りがつかない内に、区間の中間にある堰に到着。左岸に上陸して偵察してみた。左岸には魚道があり、そこは2級の瀬になっている。入り口には水面下に鉄杭が入っているため、下見は必須であろう。
ここまで来てようやくヤル気が出てきた。書籍には、右岸からポーテージ可、とあったが、ポーテージしやすい堰ではなさそうであった。
わたしは当然、左岸の魚道を漕ぎ下った。初めてカヌーに乗る人がポリ艇で下ると沈するんじゃない?という程度の瀬であったが、ダッキーには大量の水が入ってきて、湯原温泉に浸かっている気分を味わった(わけがない)。
さて、残りはあと半分。
この川では、漁のオフシーズンにも関わらず、所々で漁の仕掛けが残っている箇所がある。川幅一杯に木や鉄の杭が埋め込まれていて、一箇所だけ川舟が通る2mくらいの隙間が空いている。そこでは水面に落差ができており、その落差は30cm程度。ま、問題ないでしょ。
途中、コゲ茶色のイタチのような生き物が泳いでいるのを発見。ジワジワ近づいていくと、急速潜行。2分ほど辺りを観察していたが、再び姿を見せてくれることはなかった。これがヌートリアだっけ?
やがて赤い金川大橋が見え、ゴール間近。この橋の手前に2級足らずの瀬。そしてゴール。
いやー、退屈なツーリングでした。ライニングダウンが不必要であったのはよかったが、10kmの間に、ザラ瀬を除くと瀬はわずかに4箇所ほど。この区間はもう漕がないかも。
(おわり)